飛行機と新幹線それぞれのメリットとデメリット!何を重視するかで変わる
新幹線・飛行機それぞれ高速での移動が可能な乗り物。
新幹線は1/3の速度だからどうなの?
様々思うことはあるかもしれませんが、それぞれの良さ・そうでない点があるワケです。
また、新幹線・飛行機と一言でいっても移動距離で使い分けをすると、メリット⇔デメリットが変わるということ。
新幹線と飛行機のメリットデメリット
飛行機 | 新幹線 | |
メリット | 長距離移動に適してる
景色が良い |
シートピッチが狭い
空港までの移動が手間 |
デメリット | 本数が多いので乗車機会が多い
シートピッチが広い |
長距離移動には不向き
緊急時のセキュリティ面の課題 |
飛行機のメリット
航空機の速度は新幹線の約3倍の900kmで飛行するので、何と言っても「景色」は新幹線とは別物。
地上が曇りだったり、雨だったりしても上空に行けば真っ青な空間が広がってますし、夜間であれば上空から見下ろす街並みも幻想的だったりします。
飛行機のデメリット
航空機は飛行速度こそ速いけれど、空港へ行く手間とセキュリティ☑に時間がかかるのがネックといえます。
セキュリティ面は必要不可欠なので仕方ありませんが、それでも空港と都市部の移動に時間がかかるのがデメリットとして挙げられます。
と意外と時間がかかるので、飛行時間に+すると短距離の移動だと新幹線のが速い、なんてことはあります。
座席ピッチが狭い
これは短時間移動が可能な反面、シートピッチが狭くなってしまうのは仕方ないのかもしれません。
新幹線で2時間30分だと東京大阪間の移動ですが、飛行機だと東京から那覇に行ける飛行時間。
搭乗時間こそ新幹線より短くなりますが、どうしてもその分座席の前後間隔は狭くなるデメリットもあります。
新幹線のメリット
特に東海道新幹線のような大都市を結ぶ路線だと、1時間に9本と高頻度で運転されてます。
出張の多い方だと、待ち時間が10分程度で次の新幹線にスグに乗れるのはメリットとして大きいでしょう。
また、新幹線の座席は普通席でも足を伸ばせるほど広いですし、乗車人数も飛行機の500名ちょっとに対して、新幹線は約1,600名と大量の人を運べるのもメリットとして挙げられます。
新幹線のデメリット
新幹線が速いとはいえ、距離が800キロ以上の距離ともなると、空港⇔都市部の移動を考慮しても飛行機のが速く移動できます。
また、新幹線は運転本数が多いメリットがある反面、駅でセキュリティ☑がないので緊急時の不安要素があるのは事実としてあります。
新幹線と飛行機:快適なのは
何を重視するか?で変わってくるのではないでしょうか?
自分で使用できるスペースも飛行機より広いですし、ちょっとユッタリしたい時には背もたれを倒してお休みをすることができるのが新幹線ならでは。
飛行機の快適性は、搭乗時間が短いので移動が速い点の他、空から見下ろす景色も普段と違う景色を見ることもできます。
空からの景色は新幹線では体験できませんので、こればかりは飛行機でしか体験できない事かと思いますよ。
夏のフライトですと、飛行機ならではの現象(雷に遭遇したり)と、非日常の空間を堪能することもできます。
参考:シートピッチの違い
新幹線のシートピッチ
1,050mmというのは、3人掛け座席を転換させるために最低限必要な旋回径が1,050mmということ。
居住性を求めて1,050mmにしたという訳ではなく、本音としては効率を重視し、より多くの方が乗れるようにしたいことろではあります。
ただ、新幹線の座席を転換する必要性から1,040mmというシートピッチになってますが、このピッチであれば十分過ぎる前後幅と言えますね。
航空機のシートピッチ
航空会社により変わりますが、一例として挙げると
以上のように、エコノミーこそ新幹線の座席より狭くて窮屈ですが、グレードを上げれば快適性は確保できます。
飛行機の座席を新幹線並みにしてくれれば広くて快適ではありますが、やはり多くの乗客を運ぶを選択するとシートピッチは狭くなってしまうのは仕方ありません。
新幹線と飛行機の今後はどうなる?
オンラインがこれだけ発達した現代社会は、対面で会う必要性も減ってるのは事実。
そうなるとオンライン上で会議をしたり、ミーティングをしたりと直接会う機会が減りはしますが、それ以外のニーズ(旅行や帰省)にニーズはあり続けます。
飛行機:新幹線共に事前割引で乗客の奪い合いをしてますが、新幹線だと海外からのインバウンド旅行者を運ぶニーズ。
飛行機は、長距離の移動のニーズというように分かれてますが、新幹線の場合ですと外国人向けに発行されてるJAPANレールPASSで一定の需要もまだまだありそうです。