昼寝で消費するカロリー!実はバカにならないダイエット効果も!
一昔前は、仕事中や、授業中の居眠りはいけないことと教えられてきたかと思いますし、それはもちろんその通りなのですが、最近は、昼寝をすることで仕事の効率が上がることや、脳がスッキリすることが様々な研究で分かってきたため、昼寝の時間をわざと組み込んでいる企業や学校があるそうです。
またダイエット方法としても昼寝が用いられています。
一昔に比べて、昼寝に対してのイメージも変わってきているのだなと感じますし、少し羨ましいですよね。
そこで、いろいろ効果があると分かってきた「昼寝」ですが、意外とカロリーを消費することをご存知でしょうか?
昼寝についてより理解ができるように、今回は昼寝のカロリーについてご紹介していきたいと思います。
昼寝で消費されるカロリーはどれくらい?
だいたい体重1㎏あたり:1分間で0.0170kcal前後
これに個人の基礎代謝や年齢、性別などの様々な条件で消費カロリーの個人差が生まれます。
「50(体重)×0.0170×180(時間:分単位で)×0.95(年齢別の補正係数)=145(kcal)」という計算式となり、145kcalも消費したことになります。
この数字は、30分間の速足でのウォーキングする時のカロリー消費量と匹敵しますので、ただお昼寝するだけでこんなにもカロリーが消費できるなんて、なんだかお得な感じがしますよね。
さらに睡眠を摂ることで体の疲労回復にも繋がりますので、休日の時間の過ごし方の1つとして「昼寝」をしてみてはどうでしょうか。
昼寝はダイエットにもつながる
昼寝をすることでなぜこんなにものカロリーが消費されるかというと、睡眠中に「ホルモン」が分泌されるためです。
具体的には「成長ホルモン」というのが分泌され、このホルモンは体の代謝を良くしたり、内臓の調子を整えたり、肌の調子を整えてくれたりします。
また、筋肉などの体づくりや、余分な脂肪を落としてくれる効果もあります。
代謝が上がって、さらに余分な脂肪を落としてくれる効果があるのですから、ダイエットにはとても効果的なホルモンだと言えますよね。
昼寝は一見だらだらしていて怠けているように見えてしまう行為かもしれませんが、普段の軽い運動にプラスして昼寝をすることによってより、ダイエットの効果が感じられるかもしれませんので、是非試してみてくださいね。
また、余談ですが「成長ホルモン」が一番分泌される時間の「ゴールデンタイム」というものが22時~翌2時までの時間です。
普段仕事をされていると22時に就寝は難しいかもしれませんが、是非意識して睡眠時間を調整してみてくださいね。
それでも夜の睡眠の方が大切!昼寝をする際の注意点について
最近昼寝について様々な効果があることが分かってきましたが、それでもやはり昼よりも夜の睡眠の方が大切です。
昼寝で何時間も寝てしまうと、夜の睡眠に影響が出てしまいますよね。
そうならないために昼寝をするさいの注意点をご紹介したいと思います。
昼寝は20分
「昼寝は最長20分まで」です。これ以上寝ると、レム睡眠、ノンレム睡眠の周期の関係上、起きづらくなってしまいますし、起きた後もせっかく昼寝したのにもかかわらず、また眠気が襲ってくる可能性があります。
20分の短い時間で本当に効果があるのかと疑う方もいらっしゃると思いますが、この20分という短い時間で疲労回復や、ストレス解消、起きた時の脳の活性化などの様々な効果があると研究で分かってきていますので、騙されたと思って1度試してみてくださいね。
昼寝の姿勢
2つ目は寝る「姿勢」です。休日などのがっつりと昼寝する場合は別かもしれませんが、短時間の昼寝の場合、態勢を横にするのではなく、座位の姿勢で昼寝をするように意識してみてください。
その理由は、起きにくくなってしまうからです。快的すぎず、多少体に負荷がかかっている姿勢の方が、短時間の睡眠でスッキリ起きることができます。
ついつい昼寝が気持ちよくて寝過ごすことのないように、横になりたい気持ちを抑えて、座位で寝るよう心掛けてくださいね。