大雨警報で学校が休みにならない理由と休校となる警報の種類とは?
朝からバケツをひっくり返したような土砂降りで、天気予報を見ると「大雨警報発令中」
この場合、お子さんの学校は休校となるのか?そんな疑問があるかもしれませんが、基本的には休校とはなりません。
但し、自治体や地形の状況によって危険と判断された場合には休校となる場合もあります。
ただ重要なことは、休校とならなくてもあなたが危険だと判断した場合には休ませるなどの安全を優先することが大事です。
大雨警報発令で学校は休校となる?
自治体や学校によって異なります。休校とならない学校もあれば、状況に応じて休校となる場合もあります。
7時の時点で大雨警報発令中 | 自宅待機 |
9時の時点で大雨警報解除 | 遅れて授業開始で午前中のみ |
9時の時点で大雨警報継続中 | 休校 |
一例として挙げましたが、朝何時に判断?というのはこれも自治体によって変わります。
朝6時の時点で判断する場合もあるでしょうし、7時の場合もあります。
休校となるか否か?は一概に言えませんが、その土地その土地の地形や危険な箇所があると判断された場合には、自治体から休校の措置が取られます。
大雨警報以外の別の警報(例えば大雨警報と暴風警報)の二つが発令されてる場合や、大雨特別警報等のように警報ではなく特別警報という命の危険が及ぶ警報の発令がされている場合には休校となる場合があります。
休校か否か?の基準を知るには、各自治体のWEBページで確認しましょう。
危険と判断したら休ませる
基本的に大雨警報では休校とはなりませんが、地域によっては雨の影響で危険な場合もあります。
通学路の途上に大きめの河川があるとか、土砂災害がありそうな場所というのは、そこに住むあなたのが地形や状況に精通しているでしょう。
もし大雨警報で休校となってなくても、あなたが危険と判断したら休ませるなどの措置は必要です。
自然災害に休んだら欠席扱い?
大雨警報で休校措置がとられない場合、ご家庭の判断により休ませた場合は、自然災害による起因なので欠席扱いにはならないケースのが多いといえます。
但し、お子さんを休ませる場合に学校に連絡をする際、欠席扱いにならないかどうか?も確認をするといいでしょう。
休校かどうかの問い合わせはなるたけ避ける
大雨の状況によっては、教員が出勤できない状況も考えられます。
となると、学校へ問い合わせても対応できない状況もありますし、警報や台風時などは保護者からの問い合わせに学校側が対応できない状況も考えられます。
平常時から災害時の対応を確認しておく
地震の場合 | 震度5以上で休校 |
警報の場合 | 暴風警報・大雪警報で休校など |
休校となる基準はお住まいの地域や学校によって変わってきますので、平時にどのような警報で休校になるのか?震度はどれくらいで休校になるのか?確認をしておきましょう。
休校の場合学校からの連絡はどのように通知?
一概にいえません!学校やその自治体によって異なりますが、一般的には
上記のような連絡手段で通知が行きます。
緊急時は連絡が行き届かない可能性もあることを考慮する
学校からの通知とはいえ、大地震など誰も学校にたどり着けない・電波が途絶えてる等の緊急事態のときには連絡できません。
平時からどのように通知が来るか?確認するのは当然として、緊急の度合いが大きい時には連絡が来ない可能性があること。
また、状況によっては各ご家庭での判断も必要となります。
一斉メール
休校などの緊急時には、学校からメール連絡が来る学校もあります。
学校からのメールが常に受信可能なように、また迷惑メールに振り分けがされないように事前に確認をしておきましょう。
学校のHPやXで確認
学校によっては公式WEBページやXで情報配信する場合もあります。
WEBでの通知の場合は、自分でその学校のHPにアクセスをして確認をする必要があります。
またX等のSNSで連絡をする場合もありますので、学校のXは大雨警報等天候災害時には頻繁にチェックするといいでしょう。
連絡網で確認
電話連絡の連絡網で通知が行く場合もまだまだあるかもしれません。
ただ、朝の忙しい時間帯にこの手段は正直困る反面確実な通知手段でもありますね。
事前に学校からの手紙やプリントで確認
事前に学校側から手紙やプリントで「大雨などの際の対応」が記載された配布物で通知をされるケース。
状況によっては通知が行き届かない、なんてこともありますので、この場合は学校からの通知を待つのではなく配布物を確認しましょう。
尚、緊急時にはスグ確認できるよう「配布物は冷蔵庫に貼っておく」など目に付きやすい所に貼っておくと良いですよ。
登校後に大雨警報が発令されるとどうなる?
学校長の判断で危険と判断された場合には、授業が打ち切りとなる場合もあります。
その場合は
などの安全措置が取られる場合もあります。
あまりに天候が悪い場合は無理に下校させずに学校を待機場所にして、保護者に迎えに来てもらうという場合もあります。
下校時刻が早まったとき
学校により異なりますが、「教員が付き添って集団下校 ・保護者へ迎えに来てもらう ・学校に待機するのが安全と学校側が判断したら学校に待機」など安全が優先されます。