大雨警報発令中は会社は休みになる?状況によっては身の安全を優先する

天気

雨の日の朝
朝から大雨で警報が出るレベルの天候。更に電車も止まってるとなると、出社はしない方がいいのか?判断に迷うかもしれません。

一般的な会社では大雨警報が発令されたから、と言って休みにはなりません。

ただ、大雨警報発令でもご自身の住む地域が水害が発生しやすい地域だとか、出勤ができないケースもあるかもしれません。

この記事では大雨警報が発令された時にはどのような対処をしたらいいのか?解説します。

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大雨警報が出てる時会社は休みになる?

学生時代の小中高ならば大雨警報の時には休校、、、なんてありましたが会社は休みにはなりません。

そもそもですが、どんな台風やら大雪であっても会社が休業になる等の法的な決まりはありません。

まぁ日本ならではの光景かなとも思えますが、豪雨や大雪でも多少の遅れが生じても出勤は日本では普通の光景。

良し悪しはココではジャッジしませんが、海外から見たら奇異に映るのかもしれませんね。

なぜ大雨警報発令でも出社するワケ?

理由は様々あるでしょうが、一番多い理由としては「大雨警報で休むのは常識的ではない!社会人失格だ」という古い風潮も少なからず残ってます。


その他に

  • 出社してしかできない業務でその日に処理しないといけない緊急性の高い仕事
  • 防災など人命に携わる仕事に従事しているから出社が当然

  • このような理由で、人命に関わる仕事に従事しているというケースもあるので、一概には「こうだから」と言い切れません。

    会社側は雇用者を守る義務あり

    仕事は技能やサービスを提供する対価として賃金を受け取りますが、会社側は賃金を提供するために出社を命じる権利があります。

    ただ、労働契約法5条には安全配慮義務というものが定められており、被雇用者の「生命・身体の安全」を考慮する必要があるとされる法律。

    台風や集中豪雨など時に危険が伴う状況下での出社を命ずるパターンは、この法令に反するともいえますが、実際には会社から出社しなくて良い、というケースはまだまだ少ないのが現状ではないでしょうか?

    状況によって危険と判断した場合には、自ら出勤を見合わせる判断も必要になります。

    就業規則に目を通しておく

    各企業には就業規則が定められており、災害時の対応について記載を平時から確認しておくと良いです。

    ただ、就業規則を普段から目にする機会はそうそうないかもしれませんので、機会がある時に社内で上司などに確認してみると、災害時の対応がわかります。

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    身の安全に危険が及ぶと判断した場合は休む

    大雨・大雪などで出社がままならない場合であっても、会社の対応が異なるもの。それに、朝大雪であってもどのような対応をしたらいいか?会社から連絡がないケースもあり得ます。


  • 皆が出社するから
  • 出社しないのは社会人として非常識だから

  • という理由で出社を優先してしまうかもしれませんが、ご自身の住む地域が水害などに弱い地域だとしたら、そうは言ってられません。

    その場合は「常識が○○で」などのことは一旦棚上げして、身の安全を最優先することです。

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    水害の被害が甚大なのに無理やりに出社しようとして、途中で災害に遭ってしまっただと、そもそもその後の仕事をする上で支障がでてしまいます。

    それでも休めない雰囲気の会社は?

    ブラックな会社や考えの古い会社によっては「出社が当然」のように言ってくる会社もありますが、大事なのはアナタ自身ではないでしょうか?

    災害の規模が大きいとか、大雨が継続して洪水になってまで危険を伴って出社する理由はありません。

    会社を休めない時の対応策
  • 有給を使う
  • 転職して会社を去る
  • このような手段も必要かもしれません。

    有給を使う

    有給休暇は本来は年間で5日以上は使用するように義務付けられてます、、、が実際はなかなか好きに取れない職種や業種もありますよね。

    たまたま仕事の量が少ないから休んでいいよ、というケースも多々あるのかもしれません。

    ですが、大雨警報で出社が困難で危険を伴う時は、「大雨警報発令で出社するのに危険な状況ですので有給を使わせてください」と申請してみることも必要。

    了承されるケースもありますが、旧体質の会社の場合は「何を生ぬるいこと言ってんだ!絶対来い」という会社もありますが、その場合は労働者の義務で年に5日というハナシをしても無駄。

    ゆくゆくはその会社を去る(転職)

    ブラックの会社の場合、有給は労働者の義務であっても自由に取れません。

    年を重ねるごとに増える有給日数だけが増えていき、使わなくて未消化なんてこと普通にあります。

    仕事は本来は人生の全てを捧げるものではなく、あくまで金銭的対価を受け取って生活するもの。

    人生の自分の時間や私生活を取り戻すという決断も時には必要となってくることもありますよ。

    大雨警報が出そうなら前日から対処する

    大雨警報=何が何でも休む、ではなく事前に「天気予報やニュース・ネット」などで翌日の状況を調べましょう。

    その上で、天候が回復するのはいつなのか?を知ることで


  • 遅い出社が可能なら切り替える
  • 自宅でできる仕事なら在宅勤務に切り替える
  • 逆に午後から大雨ならば早退

  • などなど事前に打てる手はありますので、予報を見て柔軟に対処することも必要です。

    出社か否か?の連絡は早めにする

    災害の状況によっては会社へ誰も出社できてない、なんてケースも考えられます。

    その場合は会社に連絡しても繋がらないこともありますので、上司の個人携帯にかけるとか、若しくはメールやSNSなど他の手段があるのか?事前に確認しておくことも大事です。

    休む場合は引継ぎをする

    いきなり「休みます」ではなく、休んでも


  • 急で処理する仕事があるのかどうか?
  • 対取引先で処理することはあるのか?

  • 等々、業務が円滑になるように伝えておくことも必要かと思います。

    大雨警報で無理に出社しても効率は悪い場合もある

    大雨警報発令中に出社が厳しい状況下で無理に出社しても

  • 自宅の状況が心配
  • 家族の状況が気になる
  • 帰宅難民になる可能性
  • 濡れることで冷えて風邪ひく可能性
  • などなど、業務に集中できないケースも少なからず出てきます。

    それにも関わらず業務だけに集中して家や家族の事なんて後回しにしろ、というような従業員をあまり大事にしない会社も中にはあります。

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    そのような従業員を大事にしない会社で消耗するより、新たに副業を開始して稼ぐだとか、また別の会社に移る等してさっさと見切りをつけて自分の身を大事にすることも必要かもしれませんね。

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