新幹線に乗ると疲れる原因と車内でできるちょっとしたコツとは?
新幹線に乗るとどうも疲れが増す気がする、そんなことを体感することがあったかもしれません。
新幹線に乗って疲れるというのには、実は理由もあるもの。
この記事では新幹線に乗って疲れる原因と、疲れを軽減させる方法についても解説します。
新幹線に乗ると疲れる理由とは?
新幹線の乗って時に疲れてしまうことがあるかもしれません。
そんな新幹線疲れにはちゃんと理由があるんです。
同じ姿勢による疲れ
流石に大人ともなって新幹線の中で動き回ることはありません。となると、仮に2時間なら2時間ほぼ同じ体勢で過ごすことが増えるかと思います。
実はこの同じ体勢こそ身体への負担となる理由の一つ。
などなど、動かないことによる疲れです。
高速移動による疲れ
今でこそ「通勤列車やら新幹線やら、航空機など」高速で移動する乗り物に溢れてますが、、、人類が誕生してこれまで人の移動は基本はユックリしたものでした。
それが産業革命以降、高速移動の手段が登場したのは長い歴史からすると「つい最近」のことでもあるんです。
となると、これまでユックリとした移動が前提となってた人類が時速が285kmや更に速い速度ともなると、気づかない内にストレスともなるもの。
時速が60km台だとそこまで速いと感じないかもしれませんが、この速度であっても身体の体内では「活性酸素」が生れ、酸というコトバの通り身体に酸化作用を及ぼします。
酸化作用とは身体の中に錆を増殖させることで、疲労や、老化の原因ともされるもの。
これが疲れを発生させてる、とも言われてます。
車内環境による疲れ
これは個人差がある部分もあると思いますが、車内環境というと
このような理由で疲労が加速することも考えられます。
振動と騒音による疲れ
新幹線は在来線のように「ガタンガタン」という音はあまり聞こえない代わりに、高速走行特有の音の他に、対抗列車とのすれ違いによる揺れが発生します。
これは個人差もあるのですが、振動や騒音がある環境下では「集中力低下・緊張の高まり」などの原因ともなります。
密閉空間による疲れ
新幹線は高速走行するため当然窓は開かず、密閉されて空間となり、空気の自然な循環が起こりません。
通常の生活環境下では、外気に触れることができることで、これまでの私たちの遠い祖先は外敵の察知などをすることができました。
これが本来の姿でもありましたが、新幹線の密閉された空間だと自然の風は当然感じることはできません。
それが実は人によってはストレスや疲れの原因ともなります。
これらがストレスとなって現れることもあります。
人混みによる疲れ
新幹線車内でも、GWや年末など人の利用が多い時期ともなると、列車によってはデッキまで人が溢れかえることがあります。
となると、通勤列車のようにつり革がある訳でもない新幹線は、不安定な揺れる環境下で目的地まで向かう必要があります。
人混みと・不安定な揺れにより疲れが増す可能性はあります。
目の酷使による疲れ
現代人特有ともいえる症状で、スマホやPCの使いすぎによる目の酷使。
また、新幹線は260km~320kmと高速走行することで、外界から入る情報処理も意外とエネルギーを使います。
この目の酷使が疲れの原因ともなります。
気圧変化による疲れ
これも個人差によりますが、新幹線は高速走行時にトンネルに入る際に気圧の変化を起こします。
とはいえ、これまでの列車のようにスグに感じる「耳ツン」はさほど感じませんが、それでもこの気圧変化が続くと使れの原因ともなります。
新幹線乗車した時に疲れを軽くする方法
方法は幾つかありますが、車内でできる簡単な方法は以下の通り。
できるだけ身体を動かす機会を作る
新幹線乗車中はつい「スマホ・PCタイム・睡眠」と動かない時間が長くなりがち。
ですので、少しでも身体を動かす機会を増やして血行を良くすることが大事。
これをするだけでも、身体への血流がよくなり疲れが軽減します。
とはいえ、座席でストレッチも気になるかもしれませんので、その場合は時間を決めてトイレに行き、トイレで2分程度ストレッチをする方法もあります。
外界の情報を遮断する
時速60kmの電車と285kmの電車では、目で情報処理できる量が変わります。
新幹線で流れる景色を見てても疲れを感じるならば、外界の情報を遮断するのも手段です。
これらのことをするだけでも、脳へ入れる情報を遮断することができます。
電子デバイスの使用は控えめに
新幹線車内での過ごし方というと、大体皆さん「PCで仕事・スマホをみる・寝る」パターンが多いように思います。
ただ、揺れる車内で延々とスマホをみてしまいたいのも分かりますが、スマホをみてる時や、PC作業中の姿勢はは
スマホは確かに絶好の暇つぶしの手段でもありますし、またどうしてもPCで仕事をしないといけない状況なら仕方ありません。
とはいえ、仕事をする必要がないのであればできるだけ電子デバイスを触る時間は減らした方が疲れの軽減に繋がります。
どうしても電子デバイスを触る必要があるときは、ブルーライトカットメガネを使用してみては如何でしょうか?
ブルーライトカットメガネを使用することで視覚疲労を軽減できます。
また、電子デバイスを使用する際には
これらの対策で、目の負担を軽くできます。
こまめに水分を摂取する
座りっぱなしの状態は、腎臓への血流量が低下してしまい疲労物質が溜まります。
少しでも水分が必要と感じる状態というのは、身体の側はより水分を必要とする状態でもあります。
また、新幹線車内は乾燥した場所で水分を失われやすいので、定期的に「水」は摂取する方が良いです。
疲れにくい席を選ぶ
進行方向左側の席を選ぶ | 進行右側座席だと、対向列車とのすれ違いで風圧や揺れ、視界に入る等外界からの情報が増えるため |
車両中央部の座席を選ぶ | 車両端だとトイレや下車で人の移動が若干増えるため |
B席(3列座席真ん中)を選ぶ | B席は他の座席より席の幅が広めに作られてるのでユッタリできます※但し空いてる時限定の方法です |
グリーン車・グランクラスを選ぶ | シートピッチも広めで、かつ人が歩く頻度が少ないのでリラックスできる |
座席の使い方に気を付ける
新幹線のシートピッチは航空機より広いため、ユッタリできるからとシートをフルに倒してしまうかもしれません。
ただ、倒し過ぎは実は身体の腰に負担がかかりますので、あまりおススメはできません。