こだまの割引切符で兎に角安く移動するなら何が一番お得?

交通

新幹線
東海道山陽新幹線の各駅停車タイプの「こだま」はハッキリ言って移動時間がかかります。

反面、遅いが故にさまざまな割引切符が販売されてます。

この記事では「こだま」に乗車する場合、お安く移動するにはどのような乗車券がいいのか?解説します。

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こだまに乗車するのに割引切符でお得なのは?

こだま乗車ではさまざまな割引乗車券が発売されてますが、ザックリと分類すると以下のようなお得なチケットがあります。

以上のお得な切符があります。

こだま指定席利用の割引切符

こだまの指定席利用で割引になる乗車券は利用する区間によって変わり、JR東海管内(東京~新大阪)なら「ぷらっとこだま」・JR西日本管内(新大阪~博多)なら「バリ得やこだま指定席きっぷ」などのお得な乗車券が用意されてます。

ぷらっとこだま

ぷらっとこだま概要
設定区間 東京~新大阪
利用可能座席 指定席またはグリーン車
利用可能期間 繁忙期など一部利用できない期間あり
注意点
東京・品川~新横浜間、静岡~浜松間、京都~新大阪間の短区間の販売はなし
座席変更は同一列車同日設備内であれば変更可(こだま735号の指定席に乗車予定であれば、こだま735号の指定席で別の座席へ変更が可能ということ)
ぷらっとこだまはJR東海ツアーズが販売する商品で、「こだま」限定と移動は遅くなりますが、その分かなり値段が割り引かれてます。


参考までに「東京から新大阪」までこだまで移動する場合

  • 通常期:14,200円
  • 通常期のぷらっとこだま:11,210円

  • とかなり安く移動できますよ。

    また、乗り遅れた場合は後続列車に乗れる救済措置の対象外となってしまう点や、列車変更ができないこと、乗車の際には新幹線専用改札を通る必要があるなど、注意点もあります。

    詳細は公式サイトでご確認ください。

    バリ得

    バリ得こだま概要
    設定区間 新大阪~博多~鹿児島中央
    利用可能座席 指定席またはグリーン車
    注意点
    利用可能駅が限定される:新大阪・新神戸・西明石・姫路・小倉・博多・久留米・新鳥栖・筑後船小屋・新大牟田・新玉名・熊本・新八代・新水俣・出水・川内・鹿児島中央
    予約後の変更は取り消し扱いとなる
    バリ得は山陽・九州新幹線内で利用でき、限定の「ひかり・こだま・さくら・つばめ」に乗車できるもの。


    参考までに新大阪~博多まで「こだま」で移動するとした場合

  • 通常期のこだま:17,260円
  • 通常期のバリ得:10,600円

  • とかなりお安い価格帯で利用できます。

    また、こちらのバリ得もぷらっとこだま同様に、乗り遅れた場合の後続列車への乗車が不可・変更が不可などの条件がある代わりに安く移動できます。

    詳しい条件は公式サイトでご確認ください。


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    こだま指定席きっぷ

    こだま指定席きっぷ概要
    設定区間 新大阪~博多(利用可能区間が決まってる)
    利用可能座席 こだまor一部ひかりの指定席
    利用可能期間 繁忙期など一部利用できない期間あり
    注意点
    2名以上での利用であること
    新大阪~博多など通し利用は不可(区間が限定される)
    JR西日本の「J-WESTネット会員」になる必要があり、登録後予約サイトe5489で購入

    ※みどりの窓口での購入は不可

    乗車1日前まで購入できるお得な乗車券。


    たとえば「新大阪~広島」の利用の場合

  • 通常の切符:こだま指定席利用(12,400円)
  • こだま指定席切符:こだま指定席利用(7,810円)

  • とかなり割引が効きますので、短区間で複数名での利用の場合に活用すると良いでしょう。

    注意点

  • 利用可能区間が限定されてしまうこと
  • 2名以上からの利用
  • 乗り遅れた場合は後続列車に乗れない
  • 予約後の変更はできない
  • 詳しい利用可能区間は公式サイトで確認してください。

    各種オンライン購入の切符

    最近ではオンラインで切符を購入できますので、各種オンライン購入の乗車券で安く乗ることも可能。


  • EX予約
  • スマートEX
  • e特急券

  • などなど直近のご予定であっても対応できるものもあります。

    EX予約

    通年(GW・お盆・年末年始)でも利用できますし、発車4分前まで予約が可能。

    ただ、これは急な移動が多いビジネスマン向けともいえますので、お安く移動というよりかは、急遽移動する場合に向くかもしれません。

    EX予約

  • 通年利用可(繁忙期も含めて)
  • 年会費1,100円必要
  • 「のぞみ/ひかり/こだま/みずほ/さくら/つばめ」の指定・グリーン・自由席の利用が可
  • 出発4分前まで予約可
  • EX予約ですと、通常期の東京~新大阪間の料金が490円引きと、多少割引となります。

    急な移動の場合には良いかもしれません。

    スマートEX

    スマートEXは年会費無料で利用可能。

    年会費がかからない反面割引率も200円程。

    早期割引切符

    スマートEXは、28日前から予約をすると(東京~新大阪間)で、2,480円割引になる等割引が大きい乗車券を購入できます。

    のぞみの指定席での移動となるので、時短をしたい場合には打ってつけです。

    ただ、ネックとして繁忙期の利用ができないこと・予約後の変更ができない等の注意が必要です。

    詳細はJRの公式サイトでご確認ください。

    宿泊とセットになった切符

    もし、移動先で泊まるご予定があり、まだ宿が決まってないという場合には絶対的にお得なのが「JR・新幹線ホテルパック

    往復の新幹線切符と現地のホテルがパックされてて、これが一番お安く上がる方法ではないでしょうか。

    <たとえば>

  • 東京~新大阪間の往復
  • 1名での利用
  • と仮定して検索すると、、、お一人28,300円~34,300円で行きと帰りの新幹線と宿まで付いてこの値段。

    通常、東京~新大阪だと13,870円(片道)かかりますので、いかにお得か?がわかります。

    こだまを使うメリットとデメリット

    メリット デメリット
    短距離利用の方が多いので比較的空いてる 通過待ちが多く時間がかかる(東京~新大阪間は4時間くらい)
    自由席車両が多いので、予約しなくても座りやすい 運転本数が少ない(1時間2本)

    こだまは各駅に停まりますので、仮に東京~新大阪乗りとおすとなると「のぞみ:2時間30分・こだま:約4時間」と兎に角時間がかかるのがネック。

    各駅で大体の場合通過待ちのため、3~6分の停車時間があるため、ゆっくりと移動する人向けです。

    ただ、このデメリットの停車時間は、各駅停車中にご当地名物のお弁当を買う時間に充てるメリットに変えることもできますよ。

    今、東海道新幹線の車内販売は「のぞみ・ひかりのグリーン車限定」となってしまったため、駅停車中に各駅のお弁当を買えるのはこだまならではのメリットかもしれません。

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