切符をなくした時に嘘を言うのはNGな理由!無くしたの対処法とは?
仮に電車のきっぷを紛失してしまった場合、虚偽の申告をして運賃を安くする方法を考えたかもしれませんが「止めましょう」
嘘というのは態度にでますし、最近はAI搭載型カメラの発達により、乗車した駅などの照合をすればスグにバレるもの。
では切符を紛失した時のスマートな対処とは?ということで解説致します。
切符を無くした「ウソ」はバレてる
切符を無くしたのがどのような理由であれ、きっぷを無くしたならストレートに無くしたことを伝えるのが一番賢い方法。
バレないでしょ?と安易に考えてしまった場合、一度考えを改めましょう。
自動改札に変わったとはいえ、駅員さんは1日に何千人もの乗客に接しますし、我々素人が思う以上に多種多様な乗客に接してる訳です。
などなど、必ず何かしらの態度に出てしまい、結果見抜かれてしまいます。
ほんの数千円のために嘘をつくというのは、後々のことを考えるととても勿体ないことですよね!
無人駅の場合どうする?
無人駅で駅員さんが不在だからとそのまま出ない方がいいです。
無人駅ですから駅員さんは不在ですが、駅には監視カメラ(最近はAI搭載型も増加)が設置されてます。
一度だけならまだしも、無人駅で何度もこのようなことをするとお尋ねがあります。
↑↑この2つを組み合わせて人物を特定し、「無人駅以外で乗車した駅と時間、ICカード情報」を照合することで特定されます。
後は無人駅を利用するであろう時間帯に、駅員さんや警察が待機してお縄という流れになる率が上昇します。
嘘がバレたときはどうなる?
切符を失くして、仮に嘘をついて発覚した場合の罰則は以下のようなものがあります。
鉄道営業法違反 | 1万円以上2万円以下の罰金 または、1000円以上1万円未満の科料 |
軽犯罪法違反 | 1万円未満の科料 または、30日未満の拘留 |
建造物侵入罪 | 10万円以下の罰金 または、3年以下の懲役 |
電子計算機使用詐欺 | 10年以下の懲役 |
詐欺罪 |
乗車区間で有効な切符を持っていない場合、「鉄道営業法違反」または「軽犯罪法違反」に問われることがあり、具体的な罰則は以下の通りです。
さらに不正乗車の意図で駅構内に侵入する行為は「建造物侵入罪」として取り扱われることがあり、罰金10万円以下または3年以下の懲役の対象となります。
自動改札機を巧妙に操作して不正に乗車する場合、「電子計算機使用詐欺」や一般的な「詐欺罪」として、最高で10年以下の懲役の可能性があります。
不正乗車が発覚した場合
各種罰則の他、正当な区間の運賃に加えて増額した3倍の運賃を請求されます。
ちょっとした嘘が原因でこのような重い処罰となりますし、罪として認定されると前科がつく可能性もあります。
不正乗車で逮捕される場合もある
逮捕されるケース
不正乗車にも様々ありますが、
など、明らかに悪質と判断されたケースの場合は逮捕となります。
他にも、何度も不正乗車しているケースも同様です。
切符を紛失したときの対処法
切符を入れそうな場所を探してみましょう。
意外な場所から見つかることもありますので、まずは落ち着いて探してみることです。
探しても見つからない時
まどろっこしいことは一切言わずに、以下の点を伝えます。
- 乗車した区間
- 新幹線などの長距離列車は切符購入の駅
- 乗車した列車
無人駅で切符無くした場合の対処法
無人駅であっても別の駅に繋がるインターホンは設置されてますので、必ず駅員さんに状況を説明してください。
切符をなくして見逃されることある?
切符を無くしたという嘘の申告をして乗車した場合、その処置は対応する駅員さんの裁量に委ねられ、結果として見逃してもらえる可能性もあるかもしれません。
- 常習的ではなく初犯であると判断された場合
- 駅員さんが申告を信頼し、再犯の可能性が低いと判断した場合
- 混雑している時や忙しい時間帯
などの時には、例外的に何ごともないケースもありますが、極めてレアケースでしょう。