新幹線チケットを格安で乗車したい場合、当日購入で割引になる?
急な予定が入り、当日に新幹線に乗車となった場合に少しでもきっぷを安くする方法が存在します。
今回の記事では「乗車当日に」新幹線きっぷを購入しても安くなる方法を6つ解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新幹線チケットを当日に安く購入
方法としては以下の7通りの方法で当日購入でも安くすることができます。
学割
ご利用になる方が学生であれば、学割で安く乗車することができます。
利用距離 | 片道100km以上の利用であること |
利用できる学校 | JRから指定を受けた中学・高校・大学・各種専修学校 |
利用の際 | 学校から「学生・生徒旅客運賃割引証」を発行してもらい、必要事項を記入 |
割引になるもの | 乗車券が20%引き |
利用には学生・生徒旅客運賃割引証が必要
学割利用であっても当日いきなりJRの駅に行って割引という訳ではありませんので注意してください。
予めJRから指定受けた学校「中学・高校・大学・専修・各種学校」であるのが前提で、事前に学生・生徒旅客運賃割引証を学校から発行して貰う必要があります。
- 乗車券:20%引き
- 特急券:割引きとはならない
新幹線利用には乗車券の他に、(指定席・自由席・グリーン)特急券が必要となりますが、学割適用は乗車距離が片道100km超の場合に、20%引きとなる点に注意してください。
参考までに、JRでは往復600km以上の利用の場合「往復割引(10%引き)が適用されますが、学割と往復割引きの併用利用もできます。
往復割引
片道乗車距離が601㎞以上の往復利用の場合、行き帰りの運賃がそれぞれ10%引になります。
ただし、割引となるのは乗車券が10%引き(行き帰りで20%割引)で、特急券は割引とならない点には注意してください。
金券ショップを利用
お近くに金券ショップがあれば、新幹線用の回数券を利用することが(できるかもしれません)
但し、新幹線回数券は2024年12月をもって発売が終了となるため、それ以降は在庫があるだけとなるので注意してください。
株主優待券を購入
当日に金券ショップでJR各社の株主優待券を購入し、みどりの窓口でその株主優待券を使って割引を受ける方法があります。
この方法は、当日購入可能であり、かつ最安値の新幹線チケットとしておすすめです。
JR東日本 | 40%割引(複数利用不可) |
JR西日本 | 50%割引(複数利用不可) |
JR東海 | 10%割引※2枚同時利用可能 |
JR九州 | 50%割引(複数利用不可) |
EX予約などの会員チケット
JRのインターネットチケット予約サービス「EX予約」を使えば、当日購入ができます。
スマートフォンやパソコンから簡単に予約できる上、交通系ICカード(Suicaなど)で新幹線に乗れる利便性や割引など、様々な特典があります。
スマートEX:年会費無料 | 当日の割引は200円引き |
EX予約:年会費1,100円 | 東京~名古屋(420円引き)東京~新大阪(490円引き) |
ただ、割引がかなり小さい点には注意してください。
JR九州インターネット列車予約
九州新幹線や西九州新幹線など、九州内の新幹線利用時にお得な選択肢です。
ネット限定切符を購入することで、当日予約も可能で、さらにお得になります。
鹿児島中央~博多(距離288.9km):乗車券「5,610円」・座席指定特急券「4,830円」・合計「10,440円」を割引を利用した場合。
九州ネットきっぷ | 10,110円 |
eきっぷ | 10,280円 |
この方法を利用することで、効率的に旅費を節約することが可能です。
当日利用可能だが安くならないチケット
- えきねっと
- e5489
えきねっと
JR東日本管内の新幹線「東北・山形・秋田・上越・北陸」利用時、新幹線eチケットを使うと割引にはなりますが200円の割引なので、正直割引率は低いです。
参考より割引率が大きい「トクだ値」が適用されるのは、前日の23時50分までとなります。
e5489
e5489はJR西日本管内の山陽・九州新幹線と北陸新幹線利用時に予約できるシステム。
割引適用を受けるには、事前予約の場合に限られますので注意してください。
EX予約は事前の登録が必要なので注意
EX予約利用には「専用のクレジットカード・専用のICカード」が必要になり、会員登録が完了して初めて当日でも割引が適用されます。
ただ、記載した通り事前の登録が必要な点と、お手持ちのカードを利用の場合であっても専用ICカードが必要なので、これらがない限り当日に安くなることはありません。