激レア!東京メトロの車両基地で行われてる車両洗浄はまさかの手作業?
日本の鉄道車両の清潔さは世界でも類を見ないほど。
乗客のマナーも去ることながら、その裏には鉄道事業者の丹念な車体清掃に努力があるからです。
東京メトロの車両に乗車すればお分かりかと思いますが、車内や窓など常にピカピカで汚れはほぼ見当たりません。
常に清潔さを保つために、東京メトロでは定期的に車体清掃を行ってますが、その頻度なんと2日に1回。
今回はそんな東京メトロの裏側の車体清掃について。
東京メトロの車体清掃の頻度
東京メトロの車両を洗浄するのには2パターンあります。
洗浄機による清掃 | 2日に1回 |
手作業による清掃 | 14日に1回 |
東京メトロの車両に限らず、首都圏の車両は綺麗に保たれてるなと常々思ってましたけど、まさかの2日に1回の高頻度ペースで洗っているそうです。
それは綺麗になる訳だ、と納得しました。
細部の清掃は手作業
など、機械で対応しきれない箇所は人の作業が必須になります。
また東京メトロの車両は最長で10両編成「1両20メートル×10」と長さは200メートルもの長さに及ぶため、作業をする方も1編成で30人と人数も膨大。
この2週間に1回の人による車体清掃は、車内でも特にゴミや埃の溜りやすい座席周りなど、座席を取りはずして行う為、これだけの人数が必要となるワケです。
私たちが普段キレイに利用させて頂いてる裏側には、このように膨大な方々の努力があって保たれてると考えると感謝しかありませんね。
現代これほどスマホが広まってますが、まだスマホが普及する前の光景を覚えてますか?
駅の売店や本屋に行けば雑誌があり、新聞のある光景が広がってました。
読み終わった雑誌や新聞を網棚に捨てていく光景はよく見られましたが、現在はそんな光景も目にしません。
ほぼスマホに置き換わって、網棚に新聞や雑誌が捨てられてる光景もほぼ見かけなくなりました。
かつては喫煙スペースに制限が無かったことや、たばこ代も安かったために喫煙者も多かったです。
そのため、吸い殻のごみも多かったですが、近年は禁煙化の傾向やたばこ代の上昇により喫煙できる場所も徐々に減っていて、たばこを吸うシーンをあまり見かけなくなりました。
またガムも以前は電車やら街中で噛んでる場面を見かけましたが、最近はあまり目にしなくなりました。
恐らくフリスクなどのタブレットなどにシフトしてるから、とういのも理由の一つと思われます。
車体清掃にも工夫があった
よくガソスタにあるようなマシーンで車体清掃もできますが、鉄道車両は精密機器の塊でもあります。
洗う場所によっては水が入り込んだりするとNGな場所もありますし、車体の構造上車体にダメージを与えない洗浄液などの配慮もされてます。
ただ洗う、ではなく綿密な準備の元に行われており、航空機の洗浄と似通った部分もあるのかもしれません。
また、車体清掃では昔ながらの箒も併用することで、機械で落としきれない汚れもシッカリと落とすことができるのだとか。
昔のアイテムでもこうして現代でも活躍してるのですね。
東京メトロの車体清掃はどこで行ってる?
1編成(10両)の車両の検査や修繕を行うには広大な敷地が必要になります。
東京メトロにはこれだけの車両基地と検車区が存在し、膨大な数の車両を留置「検査・修繕」を行ってます。
その中でも特に広大な敷地面積を誇るのが東西線の深川車両基地。
1日4~5編成洗浄を行う
鉄道車両の洗浄する場所が2か所あり、1日で4~5編成(40~50両)もの数を洗えるスペースを有します。
洗浄作業の他にも、検車、重点検査など、我々乗客が安心して乗れるように様々な検査・修繕が行われてる場所です。
車両基地を垣間見ることも可能
検査、修繕、車体清掃などが行われてる車両基地は普段は絶対に入れません。
ただ、鉄道会社側でも普段どのような検査を行って、車両基地の機械洗浄の様子など一般公募で立ち入ることもできます。
鉄道会社によってはかなりの高倍率になることもありますが、立ち入ることができない鉄道会社の車両基地見学イベント、意外と楽しめるものですよ。
お時間があったら応募してみては如何でしょうか。