新幹線が遅延したら乗り換えの在来線は待ってくれる?状況別に解説
新幹線が何らかの理由で遅延したとき、在来線への接続ができないことがあります。
本記事では新幹線から在来線の接続待ちをする具体的な状況について解説します。
新幹線が遅れたら在来線は待つ?
一概には言えませんが、接続待ちをする場合とそうでない場合があります。
接続待ちで在来線が待つ
例えば2つのケースが考えられます。
「最終の新幹線・または在来線への乗換旅客の数が多いとき」
このようなときには接続待ちを行います。
乗車中の新幹線が最終列車である
接続先の在来線が出発してしまうと、接続駅で新幹線のお客さんは取り残されて困ります。
最終の新幹線が遅延した場合は、ほぼ在来線と接続を行うケースが多いです。
新幹線から在来線への旅客が多い時
新幹線から在来線特急へ乗換で、乗り換え先の在来線特急で指定席特急券を購入している乗客が多いとき、在来線の特急列車が新幹線到着を待つ場合があります。
たとえば、名古屋・米原から接続する「特急/しらさぎ」が新幹線到着を待ってから出発というケースもありますね。
また、冬場の積雪が多い時期などは待つケースが多いです。
接続待ちをしないで出発する
- 在来線の本数が多い
- 後続の列車がスグに来るような場合
また、新幹線から在来線乗り換えで「長時間待たない」と鉄道会社側で判断した場合も待たないケースが多いものです。
接続待ちする | 新幹線が最終列車であるとき |
新幹線から在来線特急乗り換えで、在来線の指定席特急券を購入している乗客が多いとき | |
接続待ちしない | 在来線の本数が多いまたは待ち時間がないと判断された場合 |
遅延して在来線の乗れないとき特急券はどうなる?
基本的には「後続の特急の指定席に変更」ができます。
後続列車の指定席が満席の場合は、自由席での乗車となりますが、その場合は特急料金の半額が払い戻し/グリーン車・グランクラス料金の払い戻し対応となりますので、詳細は駅係員にご確認ください。
新幹線が遅延すると払い戻しとなるもの
新幹線は遅延が2時間以上だと、特急券の払い戻しがあります。
注意したいのが特急券でもグリーン車・グランクラス利用の場合は特急券部分のみ払い戻しで、特急券にプラスされてるグリーン料金・グランクラス料金は払い戻しの対象とはなりません。
新幹線特急券の払い戻しはどうやる?
自由席特急券 | 駅の窓口で特急の遅延証明を貰う |
指定・グリーン・グランクラス特急券 | 2時間以上遅延の場合は、特急券を改札機に通すと「払戻」の印字がされて出てくる※念のため、駅係員にご確認ください |
2.返金手続きをする
上記の所で特急券の払い戻しができます。尚、1年以内であれば払い戻しが可能です。
旅行会社で購入の新幹線とホテルがパッケージされた乗車券の場合は、駅での払い戻しはできず、購入元の旅行会社での対応となりますのでご注意ください。
旅行会社での対応であっても、「遅延証明は必ず貰っておいてください」