新幹線の車掌さんはどこにいる?用件があって聞きたい時の対処法
新幹線の車内で乗務員の方に聞きたい用件がある。
そのような時には車掌さんに声をかければ解決できますが、実際のとこ車掌さんはどこに居るのでしょうか。
この記事では車掌さんが普段居る場所や、本当の緊急時に呼ぶ方法を解説してます。
新幹線の車掌室はどこにある?
東海道新幹線 | 8号車(16両編成) |
山陽新幹線 | 8号車(16両編成)※九州新幹線に直通する8両編成の場合は6号車 |
九州新幹線 | 6号車(8両編成)※6号車は新大阪寄り |
東北新幹線 | 9号車(10両編成)※9号車は仙台寄り |
秋田新幹線 | 11号車(7両編成)※11号車は東京寄り |
山型新幹線 | 11号車(7両編成)※11号車は東京寄り |
北陸新幹線 | 6号車(12両編成)※6号車は車両中央 |
上越新幹線 | 6号車(12両編成)※6号車は車両中央 |
北海道新幹線 | 9号車(10両編成)※9号車は新函館北斗寄り |
それぞれの新幹線の車掌室の位置は上記の通りですが、薄い水色でマークした箇所はグリーン車がある車両に車掌室があるという意味です。
車掌室を探す方法は簡単で、上越・北陸・東海道山陽新幹線は車両中央部、それ以外の新幹線はグリーン車がある位置と覚えておけばOKです。
各新幹線は名称が様々ありますが、実際のところ各新幹線でも車両が共通していることがあります。
というように実際は名称が異なるだけで、車両が共通しているため、車掌室も同じ位置にあるんです。
秋田新幹線と山形新幹線は途中駅まで東北新幹線と連結して走行します。山型新幹線は福島で切り離し、秋田新幹線は盛岡で切り離しというように、東北新幹線と一体で走行します。
尚、秋田/山形新幹線⇔東北新幹線と連結されていても、それぞれの新幹線の間には運転台があるため、車内での行き来はできませんので注意してください。
困りごとで車掌さんを呼ぶ手段
急を要する用件なのか、否かで変わってきます。
急を要する用件
東海道新幹線のN700Aでは、デッキ部分(駅で新幹線に乗り込んで、客室に入るまでのスペースのこと)に緊急通報装置が備え付けられてます。
緊急通報装置を押すと、車掌さんとの通話ができますので、緊急時に利用できます。
それとは別に新幹線は、各車両客室部分にSOSボタンが設置されてます。など一刻の猶予もない時にこのSOSボタンを使えば、新幹線はその場に停止します。
ただ、SOSボタンは緊急時にのみ使用するものですので、緊急時以外に使用すると罰せられますので注意してください。
急ぎではない用件
急ぎではない用件の時には、車掌さんが巡回するのを待つか、それか車掌室を訪ねて行けば大丈夫です。
車掌さんの乗務する人数と業務内容
東海道山陽新幹線のように列車の両数が長い編成の場合は2名体制で、主要駅と主要駅を結ぶ区間を走行する場合などはここに1名加わります。
尚、東北新幹線と秋田/山形新幹線のように連結して走るタイプの新幹線の場合は、各編成に1名乗務してますので、連結して走るタイプの新幹線だと2名は最低乗務してます。
車掌さんの業務内容
業務内容は多岐にわたり、
などなど、業務内容は切符確認やドア開閉以外にも多くの業務をこなすのが車掌さんの役割でもあります。
最大の業務は安全に旅客の安全と列車の安全運行に携わること、これに尽きるでしょう。