新幹線から在来線へ乗り換えるとき一回出る必要はある?
新幹線から在来線へ乗り換えるとき、1回外に出る必要があるのでしょうか?
この記事では新幹線から在来線へ乗り換える時に、どのようにして在来線へ乗り換えるのか?ということを新幹線の駅のパターン別に解説します。
新幹線から在来線の乗り換えはどこを通る?
新幹線の駅は、在来線の駅の数駅間隔ごとに新幹線の駅が設置されてるケースが一般的。
<例外的に>
- 新幹線しか通ってない駅(数は少ない)
- 新幹線と接続するのがJRではなく第三セクターの鉄道
このような新幹線駅の場合は、駅で下車して改札を出れば駅の外ということ。
基本は新幹線に乗るのに、改札の構造が2パターンあるということ。
パターン1 | 一旦在来線の改札に入り、駅構内で新幹線専用改札にもう一度入る(大宮駅など) |
パターン2 | 新幹線改札と在来線改札が分かれており、新幹線に乗車するなら一度だけ新幹線改札を通過する(品川駅など) |
駅構内にある改札を通るタイプ
新幹線の改札で多いパターンですが、普通の駅構内の中にもう一つ新幹線用の改札があるタイプの駅(大宮駅など)の場合は、新幹線改札を出ればそこは在来線の駅構内ということ。
新幹線改札と在来線改札が分かれてるタイプ
品川駅を例に解説します。
品川駅の場合は、新幹線専用改札と在来線改札が分かれており、新幹線と在来線を行き来するには「新幹線と在来線の乗換改札」を通る必要があるということ。
新幹線改札と在来線改札が分かれてるタイプの場合、在来線に乗り換えるならば「新幹線と在来線の乗換改札」を通る必要があるのですが、もし誤って新幹線改札を通ってしまった場合どうなるのか?
下車するという扱いになってしまい、そこで乗車券と特急券が回収されてしまいますので、在来線乗り換えの時には十分注意してください。
新幹線から在来線へ乗り換えで切符はどう通す?
参考新幹線の乗車券には2タイプあります。
- 乗車券と特急券が1枚に一体化したタイプ
- 乗車券と特急券それぞれバラバラで2枚のタイプ
乗り換えの場合には一体化タイプは1枚だけ改札に入れる・乗車券と特急券がバラバラの場合は2枚重ねて改札機に入れる。
新幹線切符で在来線に乗れるエリアがある
新幹線で下車しても、在来線である程度の駅までは料金がかからず移動できることがあります。
- 東京都区内
- 大阪市内
の場合、「東京都区内・大阪市内の特定の駅まで」であれば新幹線の乗車券で、別料金がかからず移動できます。
新幹線から在来線乗り換えでIC乗車券は使える?
新幹線から在来線に乗り換える時に、EXICと交通系ICを重ねてタッチし、在来線で下車する時には交通系ICをタッチすればOKです。
新幹線の乗車券には、新幹線の下車駅から一定区間の在来線が別料金ナシで乗れる場合があります。
もし、別料金なしで乗れるエリアの外で下車した場合には精算が必要になりますが、その際に精算機で新幹線切符を入れて、精算代金を交通系ICで払うことができます※勿論現金精算もできますよ
在来線の定期券や回数券を先に改札機にいれ、後から新幹線のEXICをタッチし、最終的に在来線で降りる時は定期券または回数券を改札に通せばOKです。
ただ、この3番目の方法は今現在は回数券の販売が終了になっている背景がありますので、頻度としてはほぼ無い方法ではないでしょうか。
補足情報
かつては新幹線と在来線の特急を連続して乗車すると、在来線の特急料金が半額になるサービスがありました。
西九州新幹線から門司港・博多~武雄温泉間に運転する特急列車 |
北陸新幹線で敦賀で特急を乗り継ぐ場合 |
上記の場合は新幹線と在来線特急料金をそれぞれ1割引きしたものを合算した料金が適用されます