バーボンウィスキーとは?使う材料やケンタッキー州で作るのが由来?

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バーボンウィスキーは巷のスーパーやBARでよく見かけるウィスキーの一つ。

とはいえ実際のところ、バーボンウィスキーの定義って何?そう思うかもしれません。ケンタッキー州で生産されたものが全てバーボン、という訳ではないんです。

ちゃんとバーボンならではの定義が存在しており、その定義を満たして始めてバーボンウィスキーとして認定されるということ。

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バーボンウィスキーとは?

ケンタッキーウィスキーと聞くと、アメリカケンタッキー州限定で生産されたものと思うかもしれません。

ケンタッキー州以外で生産してもバーボンとして生産は可能ですが、実際は 生産の9割以上がケンタッキー州に集中 してますが何故なのでしょうか?

バーボンの生産がケンタッキー州に多い理由

一つの説としては、当時まだ独立してなかったアメリカが戦費を賄うためにウィスキーに課税し、その課税から逃れるために酒税が無かったケンタッキー州に逃れたとする説。

北東部からケンタッキー州・テネシー州に逃れて、ウィスキーを作り始めたそうですが、別の説では元々ケンタッキー州には蒸留所が多かったとする説もあるそうですよ。

そんなバーボンウィスキーはケンタッキー州以外で生産してもバーボンと名乗れはしますが、ある一定の基準があるのも事実なんです。

バーボンウィスキーの原材料

原材料 トウモロコシが51%以上含まれること
蒸留 80度以下で蒸留すること
ホワイトオークの新樽を使用し、熟成時には内側を焦がしてること
熟成 アルコール度数62.5度以下で2年以上熟成させること

上記がバーボンウィスキーを作る時に決められたアメリカの法律なんです。

バーボンはトウモロコシの他、ライ麦、小麦、モルトを主として使用するため、スコッチやジャパニーズウィスキーとはまた違った個性のアメリカならではの味に仕上がってます。

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また、バーボン作りに使用する水も硬度300と日本では硬水に分類されるレベルの水「ライムストーンウォーター」を使用することでバーボン特有の味になってるといえます。

苦境に立たされた時代

今でこそ世界中に流通しているバーボンですが、当時施行された禁酒法で密造酒の取り締まりが厳しく行われました。

禁酒法によりバーボン業界も壊滅的な打撃を受け、撤退を余儀なくされたり、他の業種に鞍替えして生き延びた蒸留所も。

禁酒法が撤廃された後は、多くの規制や法が制定され、今日のボトルの大きさであったりと今の基準の元になってます。

これらの幾多もの困難を乗り越えて、本格的なバーボンの人気が出て、今日のバーボン人気へと繋がってます。

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バーボンウィスキーの味の特徴

ジャパニーズ、スコッチと比べてしまうと(私個人の主観ですが)甘味が強めでパンチのある味に感じます。

完全に主観で恐縮ですが、

  • 男らしいパンチのある味
  • ストレートだとやや味がきつめなのでロックやハイボールにすると美味しい
  • バーボンウィスキー全般的に甘さが強く感じる

こんな味の特徴があると私は感じます。

日本のBARに行けば、バーボンはロックやハイボールで飲むシーンを多く見かけます。

ただ、アメリカの西部劇を見てると、ストレートでキュッと1口で飲み干して喧嘩するシーンが多く出てきますよね。

当時の開拓時代には、ロックやハイボールという飲み方が無かったのかもしれませんが、無骨な男らしい飲み方なのかもしれません。

実際にこれをBARでやると、酔いが高速で回ってきますのでおススメの飲み方ではありませんが。。。

バーボンウィスキーに合う食べ物

スコッチやジャパニーズウィスキーのように癖がない代わりに、甘さとパンチのある味が特徴のバーボン。

それに合う食べ物というと、アメリカならではのでっかいステーキやスモークチーズ・チョコレートが特に合うのではないでしょうか。

ご自宅で飲むならば、ハイボールにしてジャンクなプリングルスなどで合わせてもイケますよ。

代表的なバーボンの銘柄

バーボンはお近くにスーパーでカンタンに入手することができますが、代表的なものだと

  • ワイルドターキー
  • アーリータイムス
  • IWハーパー
  • フォアローゼズ
  • メーカーズマーク

等がよく見かけるバーボンウィスキーの銘柄。

個人的にはハーパー12年が、味の余韻が好きでたまに飲みます。

因みに、、、スーパーで見かけるウィスキーでJack Daniel’sは、味の特徴は殆どバーボンそのものなんですが、分類としてはテネシーウィスキーなんです。

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