東海道新幹線の自由席が混雑する時と着席率を上げる方法
東名阪を結ぶ東海道新幹線の自由席の混雑は大都市間を結ぶため、混雑することが多いもの。
特に自由席車両の少ない「のぞみ・ひかり」を中心に混み合うことが多いです。
この3つの時間帯は特に混み合うことが多い傾向にあります。
本記事では東海道新幹線の自由席に乗車する場合、座る率を上げる方法や狙い目の車両について解説しますので、参考にしてみてください。
東海道新幹線の自由席が混雑する時間帯
主な混雑時間と区間ですが、
- 朝の新大阪方面は出張利用による混雑
- 朝の東京方面は通勤客による混雑も加わります
詳しく解説します。
平日朝方
多くのビジネス利用の方が東京⇔新大阪間での移動で、混雑する傾向にあります。
出張を頻繁に行う方の大半は「予約変更が何度でも可能な」EX予約などを利用率が高いため、指定席が混み合います。
出張族が指定席利用だから自由席が空く?ということもないのは、東海道新幹線の「のぞみ・ひかり」は自由席の車両数が少ないというのも理由の一つ。
平日夕方
出張からの帰宅者などで混雑が夕方に集中します。
始発駅から自由席に乗るなら待てば座れますが、途中駅から自由席に座るのは難しいかもしれません。
金曜や祝日前の夕方は激混
金曜の夕方の東海道新幹線は、「出張帰り・単身赴任で週末帰宅・翌日の旅行」の人が集中し、自由席は満席になりがち。
対策
以上の方法で多少は混雑回避ができますよ。
平日朝:東京行き
平日朝の混雑は、出張の他に「新横浜・小田原以遠の静岡県」から東京方面への通勤客で自由席が混む傾向にあります。
東海道新幹線は通勤需要もあるため、朝方の大都市圏へ向かう列車の場合は通勤通学で自由席が埋まる傾向にあります。
休日の朝夕
コロナが5類になり、旅行や海外からの旅人でより混雑する傾向にあります。
特に連休初日や、連休終わりは自由席で立客が出る場合も多々あります。
東海道新幹線の自由席に座るにはどうする?
始発駅や途中駅発の列車狙い
安定の方法の一つです。
- 始発駅:東京・新大阪・名古屋始発
- 途中駅発:早朝の品川・新横浜・三島発
などの駅から乗車の場合であれば始発を狙えますので、少々並べば座れます。
発車15分前には並ぶ
始発駅から乗車の場合は、出発15分前には並ぶようにしましょう。
新幹線は車両により乗車人数が異なりますが、1車両65~100名ほど。
車両の前後から乗車する場合を想定すれば、列の先頭から15人以内に入るようにすると、ほぼ座れます。
新大阪から乗車の場合は列車番号で始発がわかる
因みに新大阪などの途中駅から乗車の場合、列車番号でその列車がどこ発の列車かがわかります。
新大阪始発でない列車の場合、自由席を狙おうと先頭で待っていても、来た列車が満席に近かった、なんてあり得ます。
のぞみ | 2号~:博多始発 |
66号:西明石始発 | |
68号:姫路始発 | |
70号~:岡山・広島始発 | |
200・300・400番台の列車:新大阪始発 | |
※新大阪22台発の200番台の「のぞみ」は博多始発なので注意 | |
ひかり | 500号~:岡山・広島始発 |
600番台の列車:新大阪始発 |
のぞみが連続する後の列車を利用
東海道新幹線の場合、のぞみが最も本数が多く・ひかりやこだまは毎時2本。
そのような、のぞみが連続する場合には、後続ののぞみを狙うのも手です。
時間に余裕があるならこだまで移動
こだまは
- 自由席の数が多い「1~6号車・13~16号車」
- 近距離利用が多いため
このような条件から、比較的自由席に座るチャンスが増えます。
自由席乗車前に指定席の状況を確認
東海道新幹線の混雑の特徴は、発車が近づくにつれて満席になる傾向があります。
これは、JR東海のEX会員がスマホから席を確保することが多いことや、事前に指定席を購入して乗車することが一般的なため。
指定席が混雑していると必然的に自由席も混雑しますので、座れる確率は低くなりますが、逆に指定席が空いていると、自由席にも余裕があることがあります。
乗車前に指定席の状況を確認する
新幹線のきっぷ売り場には、指定席とグリーン車の空席情報が電光掲示板で表示されています。
その情報を元に列車を選ぶと「比較的」自由席が空いている可能性があります。
途中駅乗車の場合は指定席のが良い
たとえば京都や名古屋などの途中駅から東京方面に向かう場合、のぞみやひかりの場合自由席だと状況や時間帯によっては座れない可能性が高くなります。
2時間ちょっとだから立ったままという選択肢もあるかもしれませんが、混雑時にはデッキで立って移動は結構苦痛なもの。
指定席の混雑状況で混雑と表示されていれば自由席も混み合いますので、そのような時には最初から指定席を確保する方が快適な移動になりますよ。