新幹線で荷物を上げられない時にできることを3つ解説
新幹線に乗車する際、上の荷棚に荷物を上げられない場合があるかもしれません。
その場合無理に自分一人で上げないことも大事。
本記事では自分一人で荷物を上げられない時の対処を3つ解説します。
新幹線で荷物を荷棚の上に上げられない時の対処法
車掌に依頼する
「座席の上がる・周りの乗客に助けを求める」事でも一応解決はできますが、正直あまりおススメはできません。
一番良い方法としては、新幹線車掌などに依頼をすれば手伝ってくれますし、乗客のサポートの役目もあるため、乗客から依頼があれば手伝ってくれます。
車掌はどこに何人いる?
新幹線には必ず車掌が乗務しており、その他にもう一人乗務しているケースが一般的。
新幹線は在来線と異なり、「駅間が長い・列車の両数が長い」ために、二人編成のパターンが多いです。そんな車掌さんが居る位置は?というと以下の通りです。
- 東海道新幹線:8号車
- 山陽新幹線:8号車
- 秋田新幹線:12号車
- 北陸新幹線:6号車
- 東北新幹線:9号車
- 北海道新幹線:9号車
- 上越新幹線:6号車
- 九州新幹線:6号車
車掌室のある位置は中間辺りの車両に位置することが多く、利便性を考慮した上でのことだと思われます。
列車によっては二人の車両+客室乗務員が乗務するケースもありますので、比較的頼みやすいかもしれません。
靴を脱いで自分で上げる
これは周囲に誰も頼めそうな人が居ない+車掌も通りかからない場合です。
この方法はあくまで座席が通路側である場合に限定されるかと思います。というのは、窓側座席の場合は身体をくねらせないと、上手く荷物が収納できない状況もでてきます。
周りの乗客に依頼
窓側座席で自分で上げるのがキツイ状況だったり、車掌さんが近くに居ない場合の最終手段。
周囲の人でも親切な方に頼んでみるのも良いでしょう。
自分で荷物を持ち上げなくても済ませるには?
車掌や周囲の人に依頼というのは、他人に声を掛けるのが苦手な場合には抵抗があるでしょう。
それ以外の方法だと以下のような手段を検討しましょう。
- 足元に収める
- 事前に送る
- 大型荷物スペースを事前に予約する
足元に収める
新幹線座席の「前に」収納することができますが、小型の荷物に限定されます。
1泊から2泊程度の小型スーツケース(3辺の合計が120cm以内)に収まるサイズであれば、座席下に収納すれば良いです(収まる場合に限ります)
更にコンパクトな荷物であれば、膝の上に置くことで対処も可能。
大型荷物はどうする?
スーツケースでも3辺の合計が160cm~250cmの場合は、座席上でも厳しいサイズです。
この場合は事前に大型荷物スペースを予め予約(東海道山陽新幹線の場合)、またはJR東日本の新幹線でなら車内に大型荷物スペースがあるので、そのようなスペースを利用することで対処できます。
お一人での移動ではなく、一人で子供が二人+ベビーカーとなると、、、考えただけで嫌になりますよね。
いっそのこと、荷物を目的地まで送ってしまうと身軽で良いかもしれません。
大型荷物スペースを事前に予約しておく
東海道新幹線の場合、荷物サイズが3辺の合計が160cm超えだと大型荷物スペースに置く必要がでてきます。
大型荷物スペース利用には、「指定席の場合には事前予約が必要・自由席は先着順」というように指定席利用の場合は予め予約が必要になります。
大型荷物をお持ちの場合には、大型荷物スペースの利用をすれば上に上げないで済みます。
新幹線にスーツケース持ち込みは迷惑になる?
一概に言い切れませんが、中には周囲の方の迷惑になるケースもでてきます。
- ロックをかけておらず、荷物が動く
- 収納棚からはみ出ていて落下の危険がある
スーツケースのロックは掛けておく
スーツケースを座席の前などに置く場合は、転がらないようにロックをかけておく必要があります。
新幹線は座ってると分かりませんが、立って移動すると「意外と」揺れます。
その揺れでいつの間にかスーツケースが移動してしまった、なんてありますのでロックはシッカリとしておきましょう。
荷物棚からはみ出す
新幹線が通常走行してれば問題ありませんが、仮に急停車する状況下ならどうでしょう?
たとえば「人身事故・大地震」が発生したらブレーキをかけますが、地震などの際は揺れによって荷物棚から落下して、頭を直撃する可能性がありえます。
迷惑以前に「危険」な状況を作り出してしまうので、荷物棚に収まらないサイズは無理に上げる必要はありません。