新幹線自由席はどこに座ればよい?より着席率を上げる方法も解説
新幹線に乗車する場合、少しでも安くということで自由席を選ぶ場合もあるかもしれません。
本記事では「新幹線自由席に乗車する確率を上げる」には?ということでサクッと解説します。
2号車などの偶数車を選ぶ
新幹線車両には在来線と違い、トイレなどの設備が備わってます。
設備スペースがある車両は座席数が少なく、反対に設備スペースのない車両は座席数が増えるということ。
東海道山陽新幹線N700系16両編成 | 1号車:65名 2号車:100名 3号車:85名 4号車:100名 5号車:90名
6号車:100名 7号車:75名 8号車:68名 9号車:64名 10号車:68名 11号車:63名 12号車:100名 13号車:90名 14号車:100名 15号車:80名 16号車:75名 |
山陽・九州新幹線N700系8両編成 | 1号車:60名 2号車:100名 3号車:80名 4号車:80名 5号車:72名
6号車:60名 7号車:38名 8号車:56名 |
東北・北海道新幹線E5系/H5系10両編成 | 1号車:29名 2号車:98名 3号車:85名 4号車:98名 5号車:59名
6号車:98名 7号車:85名 8号車:98名 9号車:55名 10号車:18名 |
上越・北陸新幹線E7系/W7系12両編成 | 1号車:50名 2号車:98名 3号車:85名 4号車:98名 5号車:85名
6号車:88名 7号車:58名 8号車:98名 9号車:85名 10号車:98名 11号車:63名 12号車:18名 |
山形新幹線E3系7両編成 | 1号車:23名 2号車:67名 3号車:60名 4号車:68名 5号車:64名
6号車:64名 7号車:56名 |
秋田新幹線E6系7両編成 | 1号車:22名 2号車:34名 3号車:58名 4号車:60名 5号車:66名
6号車:60名 7号車:32名 |
偶数号車が自由席車両の場合、このことを覚えておくと「ほんの少しだけ」着席率が上がりますよ。
階段から遠い車両を選ぶ
- 在来線の1両の長さ:20メートル
- 新幹線の1両の長さ:25メートル
東海道新幹線の「のぞみ」の自由席で1号車まで階段から歩くとなると約150メートル歩く計算になります。自由席車両の多い末端部分まで歩きたくない、というのが人の本音でしょう。
号車番号の大きい自由席を選ぶ
新幹線の自由席は、通常1~3号車など小さな号車が自由席に割り当てられてます。
このような2桁の号車を敢えて狙うのもおすすめ。
一般的に「自由席と言えば1〜5号車」と考えているため、2桁の号車の自由席は思った以上に空いていることがあります。
途中駅発の新幹線を選ぶ
新幹線の中には、途中駅始発の列車も数多く設定されてます。
- 東海道新幹線:新大阪・岡山・広島・小倉・(早朝の)新横浜・三島始発の列車
- 東北新幹線:那須塩原・仙台・盛岡始発の列車
大きめの駅・車庫がある駅がある場合などに始発列車の設定があるので、比較的座り易かったりします。
00分/30分等の分かりやすい時刻の列車は避ける
出発時刻が00分や30分などのキリの良い時間帯の列車は、混む傾向があります。
00分とか10分20分などの時間はわかりやすいため、人々がこの時間を好んで選ぶ傾向がありますので、できるだけキリの良い時間帯を避けて列車に乗ることをお勧めします。
3列シートの真ん中を選ぶ
新幹線は2列+3列ですが、人気のないシートが3列の真ん中の「B席」
- 左右に人が居る
- トイレに出づらい
- 通路側の人に気を遣う
などなど人気がないシートですが、あえてここを選ぶのも一つ手段。
人気のない席ですが、左右の幅が若干広いメリットもあるので最後の手段としておススメです。
新幹線の自由席が満席の対処
対処法は2つ。
関連記事:新幹線の自由席 座れない原因は?座れるコツと混雑回避の方法!デッキに立つ
デッキで立つのがベストです。 できれば進行方向の車両後ろよりのデッキで待つ方が、座ってる方の視線も気にならずに気楽です。
車両末端部に移動
最初に乗った車両が席一杯の場合、他の自由席の車両に座席が空いていないか探してみましょう。 最初の車両がいっぱいでも、隣の車両には意外と空席があることがあります。
新幹線の自由席の位置
自由席設定のない新幹線
東北新幹線 | はやぶさ・はやて |
秋田新幹線 | こまち |
山形新幹線 | つばさ |
北陸新幹線 | かがやき |
上記の新幹線は元々自由席設定がないため、指定券無しで乗車はできません。
全車指定席の新幹線に指定券無しで乗る
全車指定席の新幹線が満席になった時に救済措置として、立席特急券が発売されます。
立席特急券があれば、全車指定席の新幹線であっても乗車することはできます。
注意
座席が空いても座ることはできないことと、乗車する列車と号車が予め決まってますのでご注意ください。
自由席設定のある新幹線
東海道新幹線 | のぞみ:1・2号車
※繁忙期は全車指定 |
ひかり:1~5号車 | |
こだま:1~6号車/13~16号車
※列車によっては13・14号車が指定席になる場合あり |
|
東北新幹線 | やまびこ:1~5号車 |
なすの:グリーン車/グランクラス除きほぼ自由席 | |
上越新幹線 | とき:1~5号車 |
たにがわ:グリーン車/グランクラス除きほぼ自由席 | |
北陸新幹線 | あさま:1~5号車 |
はくたか:1~4号車 |
新幹線の自由席はどこに座ればいい?
目的地までの自由席特急券があれば、自由席車両のある新幹線なら自由席車両のアナタの好きなどこでもOKです。
- 外を眺めたいなら窓側でボーっと
- スマホ充電するなら窓側でコンセントを使う
- ビールの飲み過ぎでトイレが近いなら通路側の車両末端部
お好きなとこに座ってください。