金曜日の夜に新幹線自由席に乗りたいのだが、座れる?
金曜日の夜に新幹線で東京方面からの自由席に乗るとしたら座れる?と疑問があるかもしれません。
結論からお伝えしてしまうと、意外と混むというのが回答になってしまいます。
まず、どの駅から乗るか?でも座れるか否か?が変わってきますので、途中駅から確実に座るならば初めから指定席を確保する方が賢い選択肢でもあります。
金曜日の夜に新幹線の自由席は座れる?
金曜日の夜の新幹線は通勤としての利用に+して、単身赴任の方の帰宅で列車が混み合う傾向にあります。
特に長距離を走るタイプの新幹線の自由席の両数が少ない点に注意してください。
東海道新幹線:東京からの下り列車
東海道新幹線の列車種別は3つ
- のぞみ:自由席3両(1~3号車※繁忙期は自由席設定なし)
- ひかり:自由席5両(1~5号車)
- こだま:自由席(1~6・13~15号車)
速達タイプの「ひかり・のぞみ」はこだまと比べると、自由席の両数が少ないです。
その時の状況により変わるのですが、一般的には金曜夜の下り方面の自由席は混みます。
参考
連休前の金曜だと、始発の東京駅で50~60分前に並んで確保、というケースが多いです
となると、途中駅である品川・新横浜から自由席に座るのはかなり厳しいといえます。
たまに席が空いていても3名掛けのB席ということも多いです。
- 品川・新横浜から座るのを狙うなら最初から指定席を確保する
- 自由席なら始発の東京駅で並ぶ
東北新幹線:東京からの下り列車
東北新幹線には6つの種別が走ってますが、自由席車両があるのは2つのみ。
- はやぶさ:盛岡以遠に行く場合に使う(自由席なし)
- はやて:盛岡~新函館北斗間の運行(自由席なし)
- こまち:東京~秋田の運行(自由席なし)
- つばさ:東京~新庄の運行(自由席なし)
- やまびこ:東京~盛岡の運行(自由席1~5号車が基本)
- なすの:東京~郡山の運行(自由席1~8号車)
東北新幹線も宇都宮辺りまでは通勤県内であるため、各駅に停車する「なすの」や停車駅の多い「やまびこ」も混みます。
参考
なすの:郡山までの運転・自由席が8両
やまびこ:仙台/盛岡までの運転・自由席が5両
遠距離まで行くやまびこは、自由席の両数が少ないということも相まって、金曜の下りともなると途中駅の上野・大宮から自由席に座るのは難しくなります。
先ほどの東海道新幹線と同様に3列席のB席なら座れるチャンスがありますが、途中駅からの乗車は厳しいものがあります。
- 上野・大宮から座るのを狙うなら最初から指定席を確保する
- 自由席なら始発の東京駅で並ぶ
北陸・上越新幹線:東京からの下り列車
北陸新幹線は途中の高崎まで上越新幹線と同じ線路を走ります。
北陸新幹線・上越新幹線ともに高崎辺りまでは通勤圏内となるため、金曜の夜は帰宅客で混み合います。
北陸・上越新幹線も様々な列車が走行してますが、速達タイプの列車は自由席がない点に注意が必要です。
- かがやき:東京~敦賀の運行(自由席なし)
- はくたか:東京~敦賀の運行(自由席1~4号車が基本)
- あさま:東京~長野の運行(自由席1~5号車が基本)
- とき:東京~新潟の運行(自由席1~5号車が基本)
- たにがわ:東京~越後湯沢の運行(自由席1~10号車)
乗車する場所がどこまでなのか?にもよりますが、上越新幹線内の越後湯沢までの利用であれば「たにがわ」を狙うことです。
たにがわは各駅停車タイプの新幹線で遅い反面、自由席の両数が多いため途中駅の上野・大宮でも座れる率は上がります。
- 上野・大宮から座るのを狙うなら最初から指定席を確保する
- 自由席なら始発の東京駅で並ぶ
北陸・上越新幹線も同様に長距離の移動が前提ならば、初めから指定席を選ぶとか、始発の東京駅で自由席を待つ方が賢明かといえます。
東京方面に向かう上り列車
東海道新幹線:新大阪からの上り列車
金曜の夜は、単身赴任をしている方の帰宅と通勤利用、出張帰りで意外と混雑します。
新大阪から乗る場合、こだまは始発なので問題ありませんが「ひかり・のぞみ」は列車によっては岡山・広島・博多から来る列車があり、始発でない列車があること。
のぞみ | 200番台・300番台・400番台の列車 |
ひかり | 600番台の列車 |
なお、1号車は階段から距離があるため空いてる自由席車両です。
東北新幹線:仙台からの上り列車
仙台から自由席に乗るとなると、「やまびこ」のみとなります。
仙台始発のやまびこは、列車番号が100番台または200番台のやまびこが仙台始発の列車。
それ以外は盛岡からの列車なので注意してください。
仙台から座る場合はほぼほぼ座れる率が高いですが、東京方面に近づくにつれて徐々に埋まってきます。
途中の福島辺りから込み始め、宇都宮辺りでB席のみ空いてるということになります。