新幹線に乗るのが初でも安心して乗れるガイド!切符~乗車まで解説
新幹線に初めて乗る方にとって、切符の買い方や座席の選び方、乗車時の流れは少し戸惑うかもしれません。
新幹線の乗り方は意外とシンプルで、基本を押さえておけば安心して快適に利用できます。
本記事では、
新幹線が初という方が迷わずに乗れる具体的なステップを解説します。この記事を参考に、スマートに新幹線を利用しましょう!
新幹線の乗り方の流れ
新幹線の種類と行き先を確認
新幹線に乗る前に、まず[行き先に合わせて適切な新幹線の種類を選ぶことが重要。
新幹線には「のぞみ」「ひかり」「こだま」といった種類があり、停車駅が異なります。
再速達タイプ | 速い | 遅い | |
東海道新幹線 | のぞみ | ひかり | こだま |
山陽新幹線 | のぞみ・みずほ | ひかり・さくら | こだま |
九州新幹線 | みずほ | さくら | つばめ |
東北新幹線 | はやぶさ | やまびこ | なすの |
上越新幹線 | とき | たにがわ | |
北陸新幹線 | かがやき | はくたか | あさま・つるぎ |
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遠距離移動なら速達タイプの列車を利用
東京から大阪に早く移動したい場合は「のぞみ」を選ぶというように、TPOに応じて新幹線を選ぶと良いでしょう。
理由としては、「のぞみ」は主要駅のみに停車するため、最速で目的地に到着できるからです。
一方、各駅停車の「こだま」は多くの駅に停まるので、観光や各地をゆっくり楽しみたい人向けです。目的に合わせて適切な新幹線を選ぶことが、快適な旅の第一歩です。
他の新幹線も同様に、長距離移動ならば最速達タイプの列車を選ぶと速く移動ができます。
切符の購入方法
新幹線の切符は、以下の方法で購入ができます。
駅で並ばなくてもオンラインで購入が可能。
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ネット予約は時間を節約し、スマートな移動を実現する最良の手段といえるでしょう。
自由席と指定席の違いと選び方
新幹線の座席には自由席と指定席があり、それぞれ違いがあります。
自由席 | 値段が安く、好きな席に座れる |
指定席 | 自由席より高いが確実に座れる |
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新幹線に慣れてないならば、予め席を確保された指定席を選ぶことをお勧めします。
自由席は料金が少し安く、出発直前でも購入できるので急な変更に対応しやすい自由度があります。
快適な旅をするためには、自分の予定に合わせて座席を選ぶことが大切です。
自由席利用の時は早めにホームに行く
新幹線利用で始発駅から乗車の場合で自由席を利用するならば、15分前にはホームで待つようにしてください。
列車により入線時間は異なりますが、基本始発駅であれば15分前に待てば座れます。
繁忙期などは混雑しますので、できれば50分前にはホームで待つと座れる率が高くなります。
新幹線に乗る時期やタイミングによって待つ時間を変えると、自由席の場合は座れる率を上げることができます。
新幹線の改札を通る手順と注意点
新幹線に乗る際、改札をスムーズに通ることが大切。
新幹線の切符には1枚になるタイプと2枚になるタイプがありますが、2枚になるタイプの切符の場合、2枚重ねて改札機に入れる必要があります。
大都市圏の駅ですと駅構内が非常に混雑していることが多く、混雑した駅の改札を通過するためには、事前に準備しておくことが大事です。
このステップで通過できるので、改札到着前にサッと切符を準備しておきましょう。
どうする?新幹線車内で食事?
お昼時に乗るときだとお食事のことまで考慮する必要も時間帯によってはでてきますが、困るのがお食事。
このような理由から新幹線車内販売が相当縮小されます。
新幹線に乗る場合で、車内でお弁当を食べるのであれば事前に駅で買っておく必要があります。
また、新幹線の列車によっては車内販売が全くない列車も存在しますので、乗る前にチェックしておいてください。
駅弁を車内で食べてもいいもの?
新幹線はイメージ的にビジネスマンが多くて、お弁当を食べたら匂いが充満してしまうのでは?そんな心配ありませんか?
ただ、駅で売られてる駅弁は車内で食べるのを前提としてるので、匂いは配慮されてますのでご安心ください。
座席の選び方と乗車時のマナー
新幹線の車内設備と快適な過ごし方
新幹線の車内設備をうまく活用することで、長時間の移動も快適に過ごすことができます。
WiFi | 東京~鹿児島中央間・東京~敦賀間で無料WiFiを提供 |
コンセント | 窓側(列車によっては全席に電源完備) |
新幹線の座席(列車によっては窓側だけ)にはコンセントが設置されており、スマホやノートパソコンの充電が可能。
長距離移動の間も、時間を有効活用するためにノートPCで作業をされることも多いと思いますが、電源があるだけでも全く違います。
特に東海道新幹線ではSwork車両というビジネスマン向けの車両を専用に用意してます。気兼ねなくノートPCやちょっとした通話をすることが可能なので、静かな環境を求める方には重宝する車両です。
大型荷物を持ち込む時は注意
新幹線の荷物を置けるスペースには限りがありますので適切な場所に荷物を置き、マナーを守ることが重要です。
ただ、荷物サイズがあまりにスーツケースなどの場合には別の専用スペースを利用する必要がでてきます。
東海道新幹線ですと、特大荷物スペース付き座席・特大荷物コーナー付き座席を予め押さえておくなど、事前に専用座席を確保する必要がでてきます。
大型荷物の場合、座席上だと落下する危険だったり、力に自信がないと荷物棚の上に持ち上げるのが大変だったりするものです。
目的地到着までのステップと注意点
新幹線の乗り換え方法と注意ポイント
新幹線の乗り換えはスムーズに行うことが重要です。事前に次の乗り換え駅やホームの場所を確認しておくことで、混雑する駅でも焦らず対応できます。
新幹線の停車駅は都市規模の大きい駅「東京駅・新大阪駅・名古屋駅など」が多いため、乗り換えに時間がかかります。
新幹線から在来線乗り換えだと、意外と時間がかかるケースも中にとがあるため、事前に移動経路を確認しておくと安心です。
到着前の準備と降車の流れ
目的地に到着する5~7分前には、「荷物をまとめる・降車準備をしておく」とスムーズに降りられます。
新幹線は停車時間が2分と非常に短いです。在来線と異なり、到着直前に準備を始めるのでは間に合わない可能性があるからです。
駅到着のアナウンスが流れたらすぐに荷物を手元に引き寄せ、ドア付近に移動する準備をすると良いでしょう。
降りた後に迷わないためのポイント
降車後に迷わないためには、事前に出口や駅周辺の情報を確認しておくことが大切です。
特に大きな駅では改札や出口が複数あるため、目的地に最も近い出口を事前に調べておくことをお勧めします。
東京駅や新大阪駅では、目的地によって改札を間違えると、かなり歩くことになり、時間のロスにもなります。
駅到着後のスムーズな移動をするためには、事前に出口を確認しておくことが重要です。
新幹線のトラブル対応
乗り遅れた場合の対処法
万が一、新幹線に乗り遅れてしまった場合でも、焦らずに対応することが大切です。
自由席 | その日の内であれば、どの列車の自由席でも乗れる |
指定席 | その日の後続列車の自由席に乗れる |
自由席は当日であればどの列車でも利用できるので問題ありません。
指定席の列車に乗り遅れた場合でも、後続列車の自由席に乗ることができますので、もしも乗り遅れてもその日の内であれば問題ありません。
遅延や運休時の対応方法
新幹線の遅延や運休に遭遇した場合、まずは冷静に状況を確認することが重要です。
まずは最新情報をチェックしましょう。
そして大幅遅延が発生した場合、駅で振替輸送や払い戻しの案内が行われます。
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運休が確定した場合でも振替便や代替交通手段の手配が行われるため、案内に従ってください。
結論として、遅延や運休時は焦らずに公式の案内を確認し、次の行動に備えることが大切です。
切符の払い戻しや変更の方法
予定の変更やトラブルによって、新幹線の切符を払い戻したり変更したりする必要がある場合、早めの対応が鍵です。
※尚、列車出発後は変更できないため注意が必要
払い戻しの場合は、出発前までに駅やオンラインで手続きが可能で、払い戻し手数料が発生する場合もあります。
例えば、スマホで購入した切符は、そのままアプリ上で払い戻し手続きを行うことができるので非常に便利です。